インフルエンザ予防接種について |
健保組合では、疾病予防の一環として、各事業所ごとに実施 |
のインフルエンザ予防接種の費用に1人当たり2,000円を補助 |
しています。(被保険者のみ) |
又、事業所で実施のインフルエンザ予防接種を受けることが |
出来ない出向者の方へは、個別に補助金を支給しています。 |
(詳しくは、その年の「健保だより」でお知らせします。) |
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インフルエンザについて  |
インフルエンザとは、インフルエンザウィルスの感染によって |
おこる病気です。 |
主な症状としては、38度以上の高熱、全身の倦怠感、頭痛、 |
筋肉や関節の痛み等の全身症状と喉の痛み、咳や痰等の |
呼吸器の急性炎症がみられます。 |
通常の風邪と比べ症状が重く、潜伏期間が短く感染力が強 |
いことも特徴で、毎年流行期の12月下旬から3月上旬にかけ |
て、多くの人がインフルエンザにかかっています。 |
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予防接種の効果について  |
インフルエンザ予防接種には、毎年WHOが発表する今年 |
流行しそうな型のワクチンが採用されています。 |
以前は、A型2株、B型1株の3株混合ワクチンでしたが、平成 |
27年度からは、 A型2株、B型2株の4株混合ワクチンとなりま |
した。 |
型が合えば、インフルエンザの発症を抑えることができ、また |
発症しても重症化を防ぐ効果もあります。 |
接種後、効果が現れるまでに2週間かかり、その後約5ヶ月間 |
はその効果が持続すると言われています。 |
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予防接種を避けた方がよい方と接種要注意の方について  |
予防接種を避けた方がよい方 |
発熱している方 (37.5℃を超える場合) |
重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方 |
インフルエンザワクチンの接種液の成分によってアナフ |
ィラキシーショックをおこしたことがある方 |
その他、医師に予防接種を不適当と判断された方 |
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予防接種要注意者の方 |
心臓疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾 |
患を有することが明らかな方 |
過去に痙攣(けいれん)の既往のある方 |
気管支喘息のある方 |
インフルエンザワクチンの成分、又は鶏卵、鶏肉、鶏由 |
来の物質に対してアレルギーをおこす心配のある方 |
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又、現在病気の治療をされている方、投薬を受けている方、高 |
齢の方、妊娠されている方は、接種をおこなう際に注意を必要 |
とします。 |
必ず主治医又は、予防接種をする医師にご相談下さい。 |
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予防接種による副作用について  |
一般的に副作用は軽く、10%〜20%の割合でワクチンを接種し |
た場所の発赤、腫れ、痛み、硬結、熱高、しびれ感等を起こす |
ことがありますが、通常2〜3日で消失します。 |
全身症状としては、5%〜10%の割合で発熱、頭痛、寒気、体 |
のだるさ等が見られますが、やはり2〜3日で消失します。 |
又、ワクチンに対するアレルギー反応として、稀に湿疹、じんま |
しん、紅斑とかゆみ等が数日見られることがあります。 |
以上は、いずれも軽度のものですが、強い異常を感じた場合は、 |
すぐに医師の診察を受けるようにして下さい。 |
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予防接種後の注意について  |
急な副作用を起こすことがありますので、接種後15分は接 |
種会場にとどまり、何もおこらないことを確認してからお帰り |
下さい。 |
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接種当日は、激しい運動、遠方への出張、深酒は避けて下 |
さい。 |
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接種後、発熱がなければ入浴は差し支えありません。 |
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他の予防接種を受ける時は、1週間以上間隔をあけてから |
接種して下さい。 |
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